ダイエット後は食事量を増やして運動を減らすことを勘案して、ダイエット後にリバウンドしない範囲で増やせる熱量を計算するツールを作りました。利用は自己責任でお願いします。なお、Internet Explorerは非対応です。
BMIの種類 | 値 | 適正体重の参考値 | ||
---|---|---|---|---|
適正体重(kg) | 過不足(kg) | 基礎代謝(kcal/日) | ||
Quetelet | ||||
Trefethen | ||||
リバウンドする摂取熱量増の予測値(kcal/日) |
一般的に使用されているBMIはQuetelet版。
BMIは、Adolphe Queteletが開発した一般的な計算の値と、年にNick TrefethenがThe Economist誌で提唱した、身長の誤差を補正した計算式の値を算定します。なお、身長169cm、適正体重62.8kgで計算値が一致するため、その近辺だと補正も不要と考えられます。
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
x = np.linspace(1.4, 2, 100)
w = 22
yq = w * (x ** 2)
yt = w * (x ** 2.5) / 1.3
xi = 1.69
yi = round(w * (xi ** 2), 1)
plt.grid(True)
plt.title('Body Mass Index 22 Comparison')
plt.xlabel('height(m)')
plt.ylabel('weight(kg)')
plt.plot(x, yq)
plt.plot(x, yt)
plt.text(xi, yi - 2, '({x}m, {y}kg)'.format(x = xi, y = yi))
plt.legend(["Adolphe Quetelet", "Nick Trefethen"])
plt.subplots_adjust(left=0.08, right=0.99, bottom=0.1, top=0.94)
plt.savefig('bmi.svg')
plt.show()
食事制限等により不足するエネルギーを脂肪消費により得ていたと仮定して、過去1ヶ月間の体重減少分のうち水分量以外を熱量換算し、運動等消費分及び体重差による基礎代謝量の低下分の熱量を差し引いた値を食事増の可能な範囲と想定しました。
基礎代謝量は独立行政法人国立健康・栄養研究所の式を参照しました。また、運動については徒歩とその他運動に分離しました。なお、徒歩の消費熱量は厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」にある「生活活動のメッツ表」の普通歩行の3.0を適用しました。また、歩行時間は身長から歩幅を求め、当該歩幅と歩数をもとに歩行時間を算定しています。
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