文芸船

温泉入浴手帳

 北海道の道東と道南を中心として、実際に入湯した温泉の感想です。鄙びた感じの温泉の感想が多くなっています。なお、JavaScriptにより住所からGoogle Mapへリンクを張っていますが、座標によるため多少ずれて表示される場合があります。また、Microdata to RDF DistillerによりRDFを抽出できます。

下田伊藤園ホテルはな岬

住所
静岡県下田市武ガ浜6-12
泉質
アルカリ性単純温泉
感想
伊藤園グループなのでかなり割安で食事付きのホテル。港が目の前にあり、観光にも良いホテル。泉質は単純泉なので特記するほどのことはないし特段狭いということも無いが、湯温は心地良い。

宮前平温泉湯けむりの庄

住所
神奈川県川崎市宮前区宮前平2丁目13-3
泉質
ナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉
Web
感想
泉質は東京周辺にある、いわゆる黒湯だが、珈琲色と言ってもアメリカン程度の色で、湯温は40℃でも熱い方。入館料で館内着、バスタオル、フェイスタオルのセットが借りられる。内装は高級風スーパー温泉といった趣きで、食事処は豆腐料理に力を入れていた。

ふとみ銘泉万葉の湯

住所
北海道石狩郡当別町太美町1695
泉質
ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉
Web
感想
泉質は透明な褐色の湯で、それほど熱くない。露天からは畑の緑が眩しく見えて心地よい。館内着を有料で借りることができ、男性は浴衣と作務衣のどちらかを選べる。

スカイリゾートスパ(JRタワーホテル日航札幌)

住所
北海道札幌市中央区北5条西2丁目5番地
泉質
ナトリウム塩化物泉
Web
感想
泉質は平凡なナトリウム泉。受付はホテルロビーのような雰囲気で、休憩室やロッカー、タオルは高級感がある。高層階で夜景が一望できるので、夜景を見られる時間帯に行くことをお勧めする。日帰り入浴だと2,900円、宿泊でも1,000円以上するので注意。

すすきの天然温泉湯香郷(ジャスマックプラザ)

住所
北海道札幌市中央区南7条西3丁目ジャスマックプラザ内
泉質
ナトリウム塩化物泉
Web
感想
料金はスーパー銭湯並みで、ススキノ中心に近いわりには温泉ホテルの雰囲気。併設されている食堂では、日帰りでも温泉ホテルのような御膳のセットを食べられる。札幌市民で、温泉地には定山渓でも出られない、でも贅沢気分になりたいという人にお勧め。

西ききょう温泉

住所
北海道函館市西桔梗町444番地1
泉質
含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
感想
地面に土管を埋めたような不思議な浴槽が幾つも並んでおり、高温・低温の区分はよくわからない。色は希薄だが強い鉄臭がする。風呂から上がっても火照りが収まらないほど温まる温泉。源泉掛け流しで加水しているが、この加水も井戸水にして水道水は入れないようにこだわっているとのこと。

花沢温泉簡易浴場

住所
北海道檜山郡上ノ国町字勝山161番地
泉質
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
感想
水道水のように透明だが、源泉掛け流しのさっぱりした印象の泉質で200円という格安料金。泉温は道南らしく熱めだが、極端な熱さではない。小さいながらも露天と休憩場所もある。

江差町ぬくもり保養センター

住所
北海道檜山郡江差町字尾山町126番地
泉質
ナトリウム-炭酸水素塩泉
感想
近所にある繁次郎温泉と同じ泉質だが、こちらは源泉掛け流しの町営温泉でかなりぬるっとした感じがする。ただし湯温は調整しておらず、ぬくもりどころか高温好きでないと水を入れる破目になる。露天はないが庭に足湯がある。17:00で終了なので注意。

恐山温泉(恐山境内)

住所
青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
泉質
硫化水素含有酸性緑ばん泉
感想
日本三大霊場として名高く、ゲゲゲの鬼太郎では妖怪病院として登場する恐山境内にある自由入浴の温泉。4軒の木造湯小屋があり老朽化して見えるが、中に入ってみると案外としっかりとしている。濃厚な硫黄泉で中が見えないほどの濁り湯。各小屋で源泉も温度も違う様子で、きつい温泉のわりに結構入っていたくなる。臭いはかなり強烈で、体を拭いた後のタオルを数時間鞄に入れていたところ、タオルごと捨てる破目になった。

五色温泉旅館

住所
北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ510
泉質
含フッ素・食塩・苦味-硫化水素泉
Web
感想
よく秘湯と言われる温泉で昆布温泉から更に山奥だが、道路はかなり良く整備されているので夏期なら車で意外に楽に行ける。泉質は白濁して硫黄の匂い。それほど熱くないのでゆっくり入っていられる感じで、わりと優しい印象の温泉だった。浴室は最近改築されたらしく結構きれいな感じ。ネットで混浴との表記が見られるが、今は男女別浴になっている。

鉛温泉藤三旅館

住所
岩手県花巻市鉛字中平75-1
泉質
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
Web
感想
宮澤賢治も訪れた著名な温泉。代表する白猿の湯は立ったまま入る立ち湯。そんなに熱くはないが、湯の脇で休憩しては何度も入るのが気持ち良い。露天風呂は川がすぐ目の前で風情がある。湯治部の部屋はかなり安いが老朽化しており補修も粗雑だった。旅館部本館は昭和初期の建物で階段の手すりなど歴史を感じさせるが、内装の要所要所は改装されており冷房もあるので、トイレと洗面所が共同な点以外は新しい旅館並み。食事は上品な薄味ながら意外に量もある。

奥美利河温泉山の家

住所
北海道瀬棚郡今金町美利河352番地
泉質
単純泉
感想
車の運転が少し怖いほど狭い道路と橋を渡り、急に開けた場所にある。38℃なのでゆっくり入っていられる。露天風呂はまるで池のようで、湯の注ぎ口の根元で自然湧出しているように見えた。人気の少ない場所でゆったりしたいならお勧め。11月から4月は冬期休業で、開始、終了日も年によってずれるらしい。

洞爺湖温泉(洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス)

住所
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉21番地
泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉
Web
感想
リゾート温泉ホテルの典型で満足感は高いと思う。黄色みを帯びた濁り湯で、浴槽は広く浴室内をほど良く照度を落としておりリラックスできる。露天風呂は源泉掛け流しになっているので泉質が気になる人にも嬉しい。洞爺湖の湖畔に建っているため、屋外に出るとすぐに花火も見られる。洞爺湖の代表的な土産店の越後屋デパートも目の前にある。

湯ノ岱温泉(上ノ国町国民温泉保養センター)

住所
檜山郡上ノ国町字湯ノ岱517番地の5
泉質
炭酸泉、ナトリウム・カルシウム-塩化物炭酸水素塩泉
感想
浴槽が沈殿した金属で鍾乳洞のようになっている。35℃、38℃、42℃の3種類の浴槽があり、低温の2つは源泉のままで透明か薄黄色。42℃は湯を混合している間に酸化するのか黄土色の湯。低温2つの温泉を往復していると長く浸かっていられて心地良い。中でも35℃の浴槽は炭酸と浴槽の底から噴き出す湯で贅沢な気分になれる。浴槽の沈殿から受ける第一印象と異なりはかなり肌に優しい感じの湯。脱衣場の老朽化だけはちょっと残念。

湯とぴあ臼別(臼別温泉)

住所
北海道久遠郡せたな町大成区平浜691番地
泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
Web
感想
国道沿いに大きな看板があり、そこから延びる狭い砂利道の先に建っている。無人温泉だが町が管理しており、脱衣所が完備されきちんと男女別に分かれている。黄色を帯びた優しい泉質で、温度もほど良い熱さ。人気の無い山奥で川音を聞きながらの入浴は格別。管理の協力金(100円)は安いものだと思う。野湯系に挑戦したい人はここから始めてみてはいかがだろう。

新見本館(新見温泉)

住所
北海道磯谷郡蘭越町字新見1
泉質
含石膏-弱食塩泉
Web
感想
蘭越駅付近から岩内に向けた道道を登った、携帯も通じない山奥にある温泉。無色透明で優しい感じの泉質と雄大な眺望の露天風呂はのんびりできる。飲用泉も備えており、また温泉を使ったミストサウナも心地良い。露天風呂の脱衣室にある飲用水はニセコ山系の湧水で美味しい。なお、露天は温度調整のため加水していることがあるが、この加水もその辺の水道水ではなく湧水であるのは何となく得した気分になる。

丸金旅館(長万部温泉)

住所
北海道山越郡長万部町字長万部403番地
泉質
ナトリウム-塩化物泉
Web
感想
飲用蛇口を別に設けてあり、味は金属混じりで塩辛い。内風呂はかなり小さく田舎の民宿規模より少し大きい程度だが、一応は露天風呂も備えている。薄黄色の湯はよく温まる掛け流し。良い泉質であれば広さは構わないならおすすめ。

パシフィック温泉ホテル清龍園(上の湯温泉郷)

住所
北海道二海郡八雲町上の湯162番地1
泉質
ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
Web
感想
近隣にある銀婚湯と似た泉質だが、浴室はこちらの方が現代調で真新しい感じ。露天風呂は2つあり庭園風でかなり広く、ゆったりと入っていられる湯温で肌がすべすべになる。脱衣場、廊下に灰皿が置いてあったのは煙草が苦手な喘息持ちの私には残念だった。

湯元第二名水亭(北湯沢温泉)

住所
北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町300番7
泉質
単純泉
Web
北湯沢温泉郷 湯元第二名水亭
感想
浴槽は広く綺麗で典型的なリゾート型温泉。温泉飲用の蛇口が備えられているのはちょっとした特徴か。アクア・クアという電解水も利用しているそうだが、入浴した感じでは単純なお湯という印象でよくわからなかった。宿泊したところ夕食、朝食のバイキングで茸類が多く、またマスの洗いがあったのは面白かった。

ラビスタ函館ベイ(海峡の湯)

住所
北海道函館市豊川町12番6号
泉質
ナトリウム-塩化物泉
Web
感想
泉質は同じ市内にある谷地頭温泉に似ているが、道外の客層を狙っているおかげか、道南には珍しいぬるめの湯。茶褐色で源泉掛け流しもある。露天風呂はわりと広く、サウナは湿式と乾式の2種類を備えている。ただし、大きなホテルのわりには浴槽がかなり狭いかもしれない。

函館市営谷地頭温泉

住所
北海道函館市谷地頭町20番7号
泉質
ナトリウム-塩化物泉
感想
浴場はかなり広く函館市民の日常入浴用といった風情だが、タオルが染まるほど褐色の濃い温泉。見た目に似合わず塩素殺菌している点は少し残念だが、市の水道局が経営しているせいか。路面電車の終点から歩いて行け、午前6時から入浴出来る点は便利。露天風呂は五稜郭の形をしている。

桜野温泉(熊嶺荘)

住所
北海道二海郡八雲町わらび野348
泉質
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
感想
長い田舎道をひたすら走った先にある、まるで民家のような1軒宿。露天風呂からは野田追川が眺められる。露天風呂はわりとぬるめ。近辺の見市温泉や銀婚湯と似た雰囲気なので、日帰りだと距離が少しもったいないかも。

見市温泉

住所
北海道二海郡八雲町熊石大谷町13番地
泉質
ナトリウム-塩化物泉
Web
感想
小さな温泉旅館で、褐色の湯。内湯は銭湯と同様の平凡な大風呂形式で熱め。露天風呂は小さいが、眼下を流れる見市川と岸の木々の風景は風流で勇壮。

花の湯

住所
北海道函館市桔梗町418番地414
泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
Web
感想
大型の日帰り温泉でオイルマッサージなどもあり、受付の雰囲気からも一見はスーパー銭湯だが、れっきとした掛け流しの温泉。色は薄黄色でとくに匂いはない。公式サイトで露天風呂を強く推している通り、かなり立派な庭園風の露天風呂。庭園は見た目のみが目的ではなく、高温と低温の湯を上手く配置している。

銀婚湯温泉

住所
北海道二海郡八雲町上の湯199
泉質
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
Web
感想
複数種類の源泉を混合して露天風呂、大浴場を作っている。わりとぬるめだが、ぬるいというより包み込むような温かさを感じて心地よい。温泉のすぐそばには川が流れており、小さな庭のような周囲の造り、樹木の植生が非常に気持ちを落ち着かせてくれる。外見は鄙びた感じだが、内装は意外と現代の温泉宿。

おとべ温泉いこいの湯

住所
北海道爾志郡乙部町字館浦527-2
泉質
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
感想
日帰り専門の地域の温泉。泉質はつるつるする感じで赤味噌の味噌汁に近い色をしている。なお以前は淡黄色だったので、Webサイトによっては違う色の写真が公開されている。館の周囲や館内に幾つか現代彫刻が設置されており、内湯の湯出し口には日展彫刻家の作品を配している。

酸ヶ湯温泉

住所
青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
泉質
含石膏・酸性硫化水素泉
Web
感想
観光化した秘湯、湯治場の代表格。酸味の強い湯で、ぬるく感じるわりによく温まる。木の浴槽で洗い場もないため、強酸の温泉にありがちな錆とタイルのシミなどがなく見栄えは良い。千人風呂は確かに広いが、北海道の公営温泉と比べるとそれほど巨大な印象はない。頑なに男女混浴を守っているのだが、不心得者対策に浴槽に男女の境界を示す看板を立ててまで守る必要があるのかは疑問。

蔦温泉

住所
青森県十和田市大字奥瀬字蔦野湯1
泉質
ナトリウム硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
Web
感想
十和田湖と奥入瀬渓流を世に紹介した文人、大町桂月が愛した温泉。浴室のほとんどが板張りで、浴槽から溢れ出る湯が床を満たしており、直接そこに座ったり寝たりすると非常に心地良い。私は単純泉より濃厚な印象の湯を好むのだが、それでもここは格別良いと感じた。湯治というよりはゆったりとした保養向きだと思う。宿泊時の料理も単に高価な原料を使うのではなく、一手を加えた料理が楽しめる。

緑丘温泉(みどりヶ丘の湯っこ)

住所
北海道檜山郡江差町字緑丘172番地
泉質
ナトリウム-炭酸水素塩・ 硫酸塩泉
感想
商店街を少し外れ、狭い坂道を上った小さな住宅街の奥にある。泉質は薄茶色に濁っておりかなり熱い。露天風呂は木の浴槽で、浴槽の周りに木製のベンチを配置している点は熱い風呂にぴったり。日帰りとはいえ、とにかく小造りな印象の温泉。かつては清涼飲料水の販売機と休憩場所が屋外のみだったが、屋内にも増設された。

繁次郎温泉

住所
北海道檜山郡江差町字田沢町82番地1
泉質
ナトリウム-炭酸水素塩泉
感想
障碍者福祉法人が運営する温泉で300円で入浴可。浴室は広く、福祉法人が経営のためか大浴槽は斜路になったバリアフリー構造である。一応は露天風呂も備えているが単に外にあるという風情。なお、看板に「珍・露天サウナ」とあるが、サウナが露天スペースにあるだけでサウナ自体に屋根がないわけではない。玄関付近に休憩用の椅子席はあるが、風呂上がりにくつろぐ感じはあまりしない。

二股らぢうむ温泉

住所
北海道山越郡長万部町大峯32
泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
Web
感想
山奥に建つ湯治を主眼にした温泉。浴温は自動調節ではなく、配管や流水だけで12の浴槽の温度を管理している様子。全体的にぬるめのお湯だが、早風呂の人でもゆっくり浸かりたい雰囲気があるのできちんと温まる。天然記念物の石灰華ドームは圧巻で、お湯も全て湯の華が濃厚に浮かんでいる。お湯については最高だが、自販機すらなく携帯電話も圏外で、湯質を守るため石鹸類の使用も禁止で、そのうえ大浴場は混浴という観光温泉ホテルの対極にある温泉なので、その辺りをきちんと理解して行くことが重要。

川湯温泉郷

住所
北海道川上郡弟子屈町字川湯
泉質
酸性・含鉄(II)-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
感想
酸性の強い温泉で石鹸を使っても泡が立たない。著名な草津温泉と同じ湯質とのこと。上がってからもかなり長時間暖かく、夏場なら逆に厳しいほどなので長時間の入浴は注意が必要。温泉街にある公衆浴場は見た目がかなり古ぼけて汚いが、実は最も安くかけ流しで湯質は最高の穴場。他にも結構な数のホテルもあるので好みに合わせて。

網走湖畔温泉(網走湖荘)

住所
北海道網走市呼人78
泉質
ナトリウム-塩化物泉
Web
ホテル網走湖荘オフィシャルサイト
感想
ほぼ透明な湯で臭いもほとんどないが、湯上りはつるつるになる温泉。風呂、洗い場ともにかなり広いのでのんびりできる雰囲気。夜22:00以降でも日帰り入浴が可能なので、観光や仕事が上がった後で行くにも都合が良い。

熊の湯

住所
目梨郡羅臼町湯の沢国有林
泉質
重曹硫黄食塩泉
感想
吊橋を渡った先にコンクリート打ち放しの露天風呂があるきりだが、一応男女別に分かれている。結構熱めの白く濁ったお湯で、いかにも怪我などに効きそうな感じ。地元有志で管理しているので、礼儀を忘れずに。野湯でありがちな温泉マニアの楽園ではなく、寒い海の漁から帰ってきた地元の漁師さんが利用者の中心なので水でうめるのは厳禁。

ウトロ温泉

住所
斜里郡斜里町字ウトロ
泉質
含重曹食塩泉
感想
透明で臭いも薄い特徴は弱い温泉。場所は世界遺産の知床半島にあり、知床観光をしっかりするのであれば必須の宿。観光も観光船など寒いアウトドアが中心なので疲れた体を癒すにはちょうど良い。なお、大型温泉ホテル街のわりには夜に外で飲食できる場所が極めて少ないので注意。また、9月は秋さけ釣り客でどの宿も非常に混雑しており予約は難しい。

コタン温泉

住所
北海道川上郡屈斜路町字屈斜路古丹
泉質
ナトリウム-炭酸水素塩泉
感想
屈斜路湖の畔にある混浴露天風呂。近所の方が管理しているらしい。一応脱衣所は備えているが洗い場などはない。透明でぬるめの湯。初春だと手が届きそうな目の前を白鳥が群れで泳いでいるので、白鳥と一緒に温泉に入っているような気分を味わえる。
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