文芸船

地球から見る星、宇宙から見る星

君の手は傍らにあるのに
君の笑い声は遠く遠く
僕の便箋はすぐ出せるのに
僕の手はペンに届かず
離れた道のりに夢を見る
溜息をつく
それは七色の気持ち

ともに眺めて
違う言葉を生む
君の七色の気持ちに
僕は瞬き消えそうになる

臆病な僕の気持ち
それは地球から見る星
あっさりと笑う君の気持ち
それは宇宙から見る星
見えないけれど
一つだと思いたい

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