喉を通り過ぎた朝日の味に明け方を知った呼吸する胸にそっと手を当ててみる鼓動を探り当てる
ときおり騒々しい鼓動を止めてしまいたくなる鼓動を止めるスイッチを探し回る僕がいる
もうスイッチは見つけたのかもしれないなのに僕はまだ騒々しさを止められない
今日もまた朝日が喉を通る
目次(詩集)