文芸船

生き返るたびに

喉を通り過ぎた朝日の味に
明け方を知った
呼吸する胸に
そっと手を当ててみる
鼓動を探り当てる

ときおり騒々しい鼓動を
止めてしまいたくなる
鼓動を止めるスイッチを
探し回る僕がいる

もうスイッチは
見つけたのかもしれない
なのに僕はまだ
騒々しさを止められない

今日もまた
朝日が喉を通る

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