生き物たちの遠慮がちなざわめきが聴こえる膨大な奇跡が地上を当たり前に闊歩する
しかし人類は運命を恨み天へと嘆いて叫ぶ「我らに奇跡を」
奇跡の溢れる地上に天の与えられる奇跡は残っているはずもないだろうにそれでも我々は叫び続ける「我らに奇跡を」
目次(詩集)