君へ歩いているのに遠くなる君慌てた僕は走りだすもっと遠くに映る膨れっ面
今度は自転車に乗る君の顔も見えなくなる車に乗り換える君が点になる
タイヤも落ちてエンジンも焼けたそれでも靴ひもを結んで迷路を走るんだ
迷路を抜けて辿りつけたなら君と二人で歩こう
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