あまりにもあまりにも思い通りにならない積み重ねから逃げ出したくてなのに逃避の酒も書籍も夜の街もひたすら後悔を増やすだけでやっと進もうとしても過去の僕が進路を破壊していく
仕事よりも大事な人がいるそんな倫理は眩しすぎて眠れない日が続くだから仕事から逃げない仕事にも逃げられないちっぽけな僕に嗤ってしまう
たぶん僕は人を愛してはいけない愛した人を傷つけることしかできない凶運ばかりを招くだけ
消える魔法を僕にかけて下さい
目次(詩集)